川原正方

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2/17日録

遅く起きてゆっくり朝食をとって、足の爪ぼんやり切ってるような日曜日が久しぶりだ。今年入ってからの日曜日は、ほとんど知り合いの居酒屋の解体をしていたのだ。

 

 

体調を崩して丸一日家にいた。

夜9時前に夕食を買いに外へ出ると、一軒家の前でラケットの素振りをする子供を見かけた。自主練か、えらいなぁ。

 

 

ここしばらく、五輪関連で森なんちゃれが失言を繰り返す。こういうヤバイひとは本当にいるんだな、と唖然とする段階を過ぎて、こういうひとはそこらへんにいるんだなと思い直してきた。なので、ひとのことは安易に信用しないほうがいい、という結論に達した(過度な一般化)。

 

 

ここ最近、よく以下のようなサンドイッチを食べる。

バケットを焼いてマヨネーズとマスタードを塗り、キュウリをたくさん乗せる。ベーコンなどの加工肉とセロリの葉を炒めて卵とじにして、バケットに挟む。

つまり卵キュウリサンドなんだけど、これ食べてればそこそこ満足する。

 

 

仕事柄、紙で指を切ることがあるが、この間はダンボールで指を切った。ダンボールの厚さなら、もはや打撲だろうと思う。

 

 

駅の広告に「脱毛ビュッフェ」とあった。嫌だ。

 

 

同居人と「飲茶バイキング行きたいね」という話になった。近所ではいい店が見当たらなかったので、横浜まで足を伸ばしたらどうか、という話になった。いくつか店は見あたるが、もうちょっとこの状況が収まってからにしよう、という結論になる。

その代わり、たくさん肉を買い込んで家で焼肉をした。

安い肉なのでたいした味ではないだろうと思いながら食べたら、ラム肉と豚肉が予想以上に美味しく、たいへん嬉しかった。

でも思ったより食べられなかったのはいつもの通りで、大量の肉が余る。しばらくは肉多めのメニューになる。

 

 

『アイシールド21』を全巻再読した。序盤はかなり面白いが、クリスマスボウルあたりからダレてくる、が、きちんと「そこそこ面白い」をキープしつつラストへ突っ走った印象。

以前は「帝国とたたかうところは熱いなぁ」と思っていた気がするが、ハァハァ三兄弟等が今までのライバルが憑依するような形でしか活躍せず、その点はガッカリした。あの三人好きなもんで。

 

 

Twitterで「子育ての大変さを教えるために生徒同士でペアを作り「結婚」させ、卵を割らないように一週間を過ごす課題を与える」という旨のツイートを見かけた。

これはとあるカルトなマルチ商法グループがやっている洗脳の手口である。そもそも子育てと結婚は別物で、子育てと卵を割らないように過ごすことはまったくの別物だ。

そのツイートでは「想像を絶するほど子育ては大変だ」と教師から告げられた旨を書いてあった。そのことを伝えるために、まったく間違った比喩表現を実行させることは本当に危険で、傲慢で、不合理で、かつ不条理な体験だと思う。こういう教師に当たってしまった生徒は本当に可哀想ですね。

ムカついて瞬間的に目を逸らしてしまったので、そのツイートの真意からは離れているかもしれない。けど、例え話を使い、あまつさえもそれを実行させるという行為には慎重にならなければいけない。例え話自体も詭弁の材料に成り下がる危険がある。

レトリックは悪用しないようにしようと改めて思う。そういう言葉の使い方をする奴はどうしてもいるので、口車に乗せられないためには頭を働かせる必要がある。

 

 

先日、朝食をとっていると「どんな夢をみていましたか?」と同居人に尋ねられた。夢をみていた感覚は残っているが、内容は覚えていない。そのように答えると「寝言で「うまーい」って言ってましたよ。何かを食べていたのか、上手な何かを見ていたのか」と笑われた。恥ずかしい寝言だなあ、と思った。

仕事中、ふとそのみた夢を思い出した。人からもらった日本酒を、夢の中で開けて飲んでいる夢だった。強すぎない旨味にさらっとした口当たり、甘さもしつこくないし香りも控えめだ。しかし、そういう日本酒は嫌いじゃない。夢の中で、美味いと思った。

ではあの寝言は、そのまんま夢の言葉が漏れたものだったのだ。思わず道端で笑ってしまった。